身軽な生活を目指すブログ

なるべく少ないもので暮らしたい。

日記の処分

辛い時のことを書いた日記を処分すると非常にさわやかな気持ちになることを知ったのは、30歳前後のことでした。

人って少なからず過去に縛られているのだと思います。過去の自分を基準にして、いろいろなことを決めたりします。

過去の自分が素敵な人はそのままでもいいのでしょうが、過去の自分でいることが辛い私にとっては、そのころの日記を持っていることは、いつまでも辛い時の自分でいるような気持ちになってしまうことだったようです。

日記を処分した後、確実に自分が良い方向に変わっていると実感しています。捨てたから変わったのか、変わったから捨てられたのかは、どちらが先なのかわかりません。

でも、過去を思い出すことを世の中の人たちほど大切にしなくていい、という考え方は、自分の中で非常にしっくりきました。

WEB上でコミックエッセイをかくようになったので、このエッセイが私にとっては日記の代わりになるのだと思います。

このエッセイでは、辛い時のことは簡単な描写にとどめて、前向きなこと、自分が読み返して気持ちの良いものにしているのは、20年近い日記の習慣の反省からきているかもしれません。今のところ、自作のコミックエッセイを読み返すことは苦ではありません。

このまま私は思い出はデジタルな空間に漫画で残す、ということを続けていくかもしれません。

(追記:誤字訂正しました!指摘ありがとうございます♪)

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